運命だと初めて信じた恋。
「お姉ちゃん!今日クラス替えどうやった?」
「いい人ばっかりやったよ」
「そっか!」

私はご飯を食べ終えてから
テレビをつけた。

ボーッとテレビを見てると…

ふと頭にあの人が思い浮かんだ。

…あの人。
竜也とつきあう前に好きになった人。

何で今更思い出したんだろう…
ずっと忘れてたのに。

「沙夜加、お風呂あいたから、入っていいよ」
「はーい」

私はお風呂場に向かった。

お風呂から上がり、
部屋で髪を乾かしていると…

またあの人が思い浮かぶ…


…んあー!もう!
何でよ!

早く寝ちゃお!


私は髪を乾かし終わると
すぐに眠りについた。

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