letter
写真に収めるはずだった悲しい現状は
笑顔の写真で溢れていった
ある夜のこと
仲良くなった同い年くらいの現地の人に
「見せたいものがある」
と言われ
街灯なんてない暗い道無き道をついていった
この瓦礫だらけの道を子どもたちは平然と歩いているんだ
30分ほど歩くと少し開けた
広場らしき場所につく
その中心はガラスの破片であろうか
少し山になっている
「子どもたちが作ったんだ」
悲しげな顔で言う
なんとなくそれがなんなのかわかるような気がした
雲に隠れていた月が
顔を出す