クールな彼と恋愛中



「...じゃあ、今度また3人で集まることにしませんか?その時まで、いろいろ考えてくるとか......」



突然西沢がそんな提案をした。


んー...、俺はそれでいいと思うけどな。



今日はやる気出ないし。




「そうだね!今は思いつかないし。...それじゃ、今日は解散?」


「だな」


「それなら私、教室戻りますね!今日はいろいろとありがとうございました」



西沢はペコッとお辞儀をすると、保健室から出て行った。



...だから、保健室には俺と美園の2人っきり。



消毒の匂いが鼻をくすぐる。




「...なんか、川野くんが告白してくれた時の事を思い出すな~...」



美園が独り言のように言った。



あー...、そういえば、付き合い始める時、保健室で俺から告白したんだっけ。



...ていうか、そんなのどうでもよくねぇか?




「あの時の川野くんかっこよかったですね...。あ、今ももちろんかっこいいですよ!」



「ん、どうも。......あ、そうだ」




大事な事忘れるところだった。




「おい、お前足見せろ」



「足...?えっ、川野くんっ...!?」




俺は、美園の靴下を脱がした。




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