クールな彼と恋愛中
「誰だ......?」
ドアの所にいたのは...、美園じゃなかった。
...ん?こいつどこかで見た事ある......。
「あのっ...、川野先輩、ちょっといいですか?」
声を聞いて、やっと思い出した。
こいつ...、あの気が強い美園の友達だ。
何か用か......?
俺は立ち上がると、美園の友達に着いて行った。
歩きながらも、頭の中でいろいろ考える。
『別れろ』とか言われるとか?
そりゃあ、俺は美園を傷つけたし......
でも、俺は別れたくねぇ。
そんな事を考えているうちに、いつの間にか屋上に来ていた。
屋上......?
不思議に思いながらも、屋上に入る俺。
「私、2年の後藤 梨花っていいます」
「あぁ...」
後藤、か。
「美園の事なんですけど......」
...やっぱり美園の事か。
何か言われるんだろうな......。