クールな彼と恋愛中
私の目の前にいるのは...、もちろん川野くん。
あーあ...、見られちゃった......。
絶対引いてるよね...。
「...えっ!?川野くんっ...!?」
俯いていると、川野くんに腕を掴まれて教室から連れ出された。
え...、何事......!?
「川野くん!?」
「.........」
名前を呼んでも、川野くんの反応はなし。
私はどこへ連れて行かれてるんだ......。
...あっ、もしかして!
別れ話!?
私が可愛くないから!?
嫌だー!
これはクラスの子から無理やり着せられたんだよ!
誤解しないで川野くん!
私だって好きで着てる訳じゃないんだ!
頭の中で言い訳してるうちに、使われていない教室へと連れて来られた。