クールな彼と恋愛中





「.........」




しばらく沈黙が続く。



やっぱり...、もしかしての別れ話!?




もし川野くんが誤解してるなら、理由を言わなきゃ!





「あの...っ......」



「何その格好」




私の声に被せるようにして、川野くんが小さい声で聞いてきた。




何って.........




「メイド服...?」



「バカ。そんなのは知ってるんだよ」




あはは...、バカって言われちゃった......。





「...可愛すぎ」




驚く暇もなく、今は川野くんの腕の中。




川野くんの甘い香りにふわっと包まれる。




へ......?



なぜ抱きしめられている......?







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