1日一万円のサンタクロース【完】

―横山さん―


一樹のことをそう言うたんびに苦しくなった



本当は泣きたかった



でも、来れ以上一樹に涙を見られたくなかった



「ぅっ」



行きよりも短く感じた道



あっと言う間に家についてた


バタンッ


家に入った後すぐに寝室にあるベットの上で


泣きじゃくった


「ぅ、うあぁぁぁっ」


こんなに泣いたのは初めて


一樹を思いながら


何十分も


何時間も


あたしは泣き続けた


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