あの日に時間を戻せたら。
「美咲?何でこなかったの?」

「ん…、ちょっとね」

同窓会幹事の真希からの電話。


「あのさ、隼人から頼まれたんだけど…」

「えっ?」

「あの場所で待ってるって、それだけ伝えてくれって…」



まるで…

夢を見てるかのようだった。


あの場所で隼人が待っている…?


そう思うだけで心臓が激しく音をたてはじめた。


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