俺が教えてやるよ。



肩で息をしながら真っ直ぐに俺を見るのは、紛れもなく桃果で


「なんでここに?」


「なんでじゃないよ!」


話も聞かずに桃果が俺の胸に飛び込んできた


「桃果…?」


「どうして居なくなったりするのよ!!」


え……?


「それは桃果が俺を避けるから…」


「あたしだって避けたくて避けてたんじゃないよ!」


桃果は泣いていた


いつも笑顔で言いたいことをぶつけてきたのに、いつからこうなったのか


ずっと我慢させてきたんだよな、俺が







< 314 / 410 >

この作品をシェア

pagetop