俺が教えてやるよ。



お兄さんがいなくなって、2人になったリビング


「………」


恥ずかしくなったのか、急に黙って下を向く桃果


「…桃果?」


「らら、藍斗くん…」


ちょっと近づけば顔を赤らめて俺を見る


なんだよ


「さっきは積極的に俺に触れてきたクセに」


「……っ!!」


いじめたくなった


桃果が悪いんだよ?


「お兄さんの許可も下りたことだし、イチャつきましょーか」


「藍……っんっ!」



ありがとうございます、お兄さん


お兄さんのおかげで俺は今日もこいつに触れることができます




番外編、終わり!




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