貴方を愛した
あたし「だって 死んじゃうんでしょ?

ドナーなんて

見つかるって思えない!」

雅樹「誰からきいたんだ?

お前は死なない

死なせない

仮に この世から消えても

あの世の果てまで迎えにいって

つれもどす!

絶対だ!」

あたし「そんな嘘

信じらんないよ!」

雅樹「嘘じゃない!

なんなら

俺が代わりに

死んだっていいんだ!」

あたし「雅樹のいない

生活なんて

意味がないって言ってるの」

雅樹「それなら

俺だって 同じだ

俺たちは

同じ世界で生きるんだ

大丈夫だ

そんなに泣くなよ

頼むから…

体に悪いだろ

あんまし

興奮すんなよ

俺が絶対に守りぬくから!」
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