さよならの見つけ方 第1章
ダメだ、泣く…






思わずチャドから視線をそらし、俯いて道端の石ころを眺める。






目下に溜まる涙がゆらゆら揺れて、足元のその石さえ、きちんと見ることが出来ない。










本当は、行ってほしくない。






マイケルのように素直に、行かないでと泣いて縋りたい。






ずっとずっとこれからも、隣で笑っていてほしい。










だけど言えない。



言えないよ…

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