君じゃなきゃ、だめなんだ。



ああ、よかった、助かったんだ、俺。




命に関わる病気ではないが、倒れるたびにもう終わりなんじゃないか、そう思っていた。




里花……



里花には俺の持病の話はしていない。



命に関わらないし、大丈夫だと思っていた。


でも……



そろそろ本当のことを伝えなければいけないのかな。




里花、ごめんな。




俺、里花のことこれから幸せになんてできないよ。



守ってなんかあげられないよ。





こんなからだじゃ………




ーーーー
ーーーーー
ーーーーーー







< 71 / 86 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop