君じゃなきゃ、だめなんだ。



あれっ?あの声は…




「蓮!?」




「どうしたんだよ、そんなところで。

入らないのか?」





「秀夜……彼女できたの?」




声に出したら涙が出てきた。




せっかく気づいたのに、秀夜への思い。




会って、やっぱり秀夜が好きだって、言おうと決めたのに。



「えっ?


それはないと思うけど……


本人に確かめるか。


ほら、入るぞ。」






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