ビー玉
その日の帰り道。







道端の石ころを小さく蹴飛ばすと、






石は何度かとんとんとアスファルトにはじかれて


そのまま道脇の草むらへと吸い込まれていった。














何度も思い描いた感動の再会は、



あたしの悲しい空振りで終わった。





















思い出はもうきっと、







あの夏の中――――



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