助けて




「うぅぅぅん。
分からないわ。
3人で暮らすと楽しいわ。
そんなに早紀に逢いたいのには何かあるのかしら?
あるんだったら教えて」



ととぼけた感じでありさは、言ってるが不思議な存在感とムカつく。




ありさに聞いても言う気がなさそうだしパソコンに盗聴した早紀の鞄から判断して居場所を探そう。




「ご馳走様。
残ってる仕事があるから仕事部屋に行くから入って来ないでくれよ」




っとありさには気付かれないようにリビングの椅子から立って



すたすたって音をたてながら2階の仕事部屋に上から下に押すドアを開いた。







本棚と机と椅子しかないがアンティークでお洒落な疾風の雰囲気にマッチした部屋。





机の上にはパソコンが存在感があるように置かれてあり疾風は、パソコンの所に行こうと思ったら




ぶるぶると携帯がジャケットのポケットから震えて少しイラっとしながらキラキラした携帯を取り出した。




< 174 / 236 >

この作品をシェア

pagetop