助けて
疾風は、捲られた下着やパジャマのボタンを留めて、ズボンの中に入れた。




疾風は、ぐっと堪えた表情をむけながら留めてる。





「誰にも言うなよ。
言ったらどうなるか分かってるだろうな。
ふざけた、・・・・はするな」




と言い残しドアの所にあった棚を




ガタン




と音を立てながら元の位置に戻した。




縛ったタオルを解いた。







手が凄く解放された気分になった。





解いた途端に早紀の手を拳にして疾風の胸を叩いた。




早紀の拳が痛くなるぐらい強く。




痛く、響くぐらい。


キスを辞めない。







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