アウトサイダー

私がリビングに置いた可愛らしいベビーベッドにすぐに泣きやんだ光を寝かせると、太陽は私の腰をグイッと引いて、光に顔を向けた。

「光、ちょっとこっち向くなよ?」

「えっ……」

「紗知、お疲れ様。
光を産んでくれて……ありがとう」


そう言いながら、私の頬を優しく包んで、そっとキスを落とす。


「光、ママはパパのものだからな。
いくら可愛い娘でも、それだけはどーしても譲れないから」


その後、光にそう囁く太陽に笑みがこぼれる。



< 548 / 576 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop