言の葉
出逢いと別れ
人間という生き物は。


残酷で貪欲で悲しくて儚くて美しくて醜い。



まず、人間は必ず死ぬ。どんなに足掻こうと不老不死なんてある訳もなく老いと朽ち行く身体に怯えながら生きていくのだ。これだけでも残酷だ。かと言って人間だけが死ぬ生き物ではない。犬だって猫だって動物も死にゆく。だけど。人は死を恐る。もっと生きたいと願うのだろう。死にたくない死にたくないと言って死ぬ人間も多いはずだ。こんな時。あたしならどんな言葉を残し死ぬのだろうか?やっぱり、死にたくないと残すのだろうか?それとも感謝の言葉を残すのだろうか?それとも恨みの一言でも残して死ぬのだろうか?


次に。人はなぜ恋愛感情を持っているのか?なぜ、人を好きになり、なぜ人を嫌うのだろう?価値観の問題もここに入ってくると思う。人にはそれぞれ価値観という物があるはずだ。この価値観は大事な鍵かもしれない。この価値観があるからこそ人を好きになったり嫌いになったりと思うのかもしれない。相手と自分の価値観に違いがあればこの人間とは合わない。価値観が似ていれば合うという事なのだろうか?

まぁ、私は学者では無いから詳しいことなど解るはずもないがな。


次に。人はなぜ価値観を持っているのだろうか?本能からくるものだろうか?なぜ人の価値観は全て違うのだろうか?同じならば人間も纏めやすい物になるだろう。もし。我々人間の価値観が全て同じだったら・・・どうなるのだろうね?まぁ、その辺は彼方たちの想像におまかせするとして。愉快な世界になるか。狂気的な世界になるか・・どうなるのかはわからない。この価値観というものは人間にとって大切なのもであると私は思う。なぜ大切か?それは君も考えればわかるはずだ。



次に。なぜ人は皆同じ姿ではないのだろう?男1種類女1種類の姿に皆してしまえば。容姿の事でいじめられる子もいなくなるであろう。それと同時に問題も発生する。皆同じ姿では親が自分の子供をわからない。子供も親がわからない。後。皆が同じ姿になっていじめが容姿の事でいじめがなくなったにせよ。一人一人性格が違うわけだからその性格の違いに問題が出てくるのだろう。



人間というものは一生かかっても謎だらけだ。

残酷で貪欲で悲しくて儚くて美しくて醜い生き物だが




実に面白い生き物だと私は思う。


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