* pain *
それに、


この冷たく暗い地面の下に京ちゃんが眠っているのかと

ふとした拍子にちょっとでも考えてしまうと、臆病なあたしは床を、地面を踏み締めることも出来ない。






まだ、京ちゃんの体が痛いんじゃないかと思うと怖くて。






あたしはもう、京ちゃんのいない街を一人で歩くことも怖くて。






怖くて怖くて、




ここから一歩も動けない。









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