Light of hope Ⅱ【完】番外編完結
どうしよう……ここで誰かが来るのを待っててもいいけど、かなり喉が渇いてるからなぁ。
わざわざ蓮を起こすのも悪いし、自分で行くか。
何か久しぶりに床に足をついた感じだな。
ずっと寝ていた所為なのか床の感触が懐かしい。
ふと、自分の格好を見て唸る。
パジャマだけど風邪で寝てたわけだしおかしくないよね。
結局、そのままリビングへと向かう。
階段を下りるとき、学校の階段から落ちたことを思い出し、またふらつくかなと思ったけど杞憂に終わった。
「あら?由美ちゃん、もう大丈夫なの?」
部屋に着くと律さんが起きており、ゆったりと寛いでいた。
「はい、喉が渇いたので取りに来たんです」
「それだったら蓮を起こしたら良かったのに……まあ、今用意するわね」
「え?自分で用意しますよ」
飲んでいた紅茶を置いて、飲み物を取りに行こうとしてくれる律さんを慌てて止める。