Light of hope Ⅱ【完】番外編完結
部屋に入るとすぐにベットへと降ろされ、首までしっかりと布団を掛けられた。
「寝ないとダメ?」
「ああ、完全に治すためだ」
そんな優しく笑いかけられたら反抗なんかできないよ。
「ん、分かった」
目を閉じると、頭を優しく撫でてくれる。
それが心地よくてウトウトとしていると、遠慮がちにドアがノックされた。
「蓮、ちょっといいか?」
開いたドアから顔を覗かせたのは険しい顔をした朔だった。