桜が咲いたら
「あ、

お父さんここでいい!!

おろして」






路肩に止めてもらった車のドアを開けて跳ぶように降りると、

あたしは振り向いて、

じゃあ、式の時にね、と家族に手を振る。






携帯に届いたメールに返信をしながら走り出すと、

あたしは目の端で、大好きな人の姿をとらえた。














「武蔵先パイ!!」






校門の前に佇んでいたその人に駆け寄ると、あたしは彼に満面の笑みを向ける。



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