桜が咲いたら
例えば、


高校に一緒に通う夢、


お昼休みに中庭でお弁当を食べる夢、


手をつないで通学路を辿る夢、






教室に遊びに行ったり、


廊下で擦れ違ったり、


靴箱の前で待ち合わせをしたり…






そんな小さな、夢のかけらたち。











一度は諦めかけた夢、


もう決して叶わないと、捨ててしまいそうになった夢、






その夢の端っこに自分は今、


どんな顔をして立っているのだろう。







ぴんと背筋を伸ばして、その表情は誇らしげに、凛として見えているのだろうか。






しっかりと、夢の先を見据えながら。






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