大人の関係
思い直して、先ほど借りて開けた鍵を借り、ドアを閉めてコンビニへ向かった。
すぐ近くにあるが、頭を冷やすためにゆっくりと歩く。

頭がスッキリして来た頃、コンビニに着きグレープフルーツジュースとスポーツドリンク、フルーツゼリーを買い、帰りは急ぎ足で部屋に戻った。

柚希の身体を起こし、ジュースを手渡す。
一気に飲んで、お代わりも飲みきった柚希は少し酔いが醒めたようだ。


「柚希さん、ありがとうございます」
「へ?どうした?」
「大好きです」
「いや。私は男がいいわー。あはははー」
「ふふっ。もう醒めましたね。じゃあ、帰ります」
「え?泊まってけば?」
「また今度、泊めてください。ちゃんと鍵して下さいね」




自宅に戻り、お風呂に入りながら泣いた。
これで泣くのは最後にしよう。と思いながら。

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