大人の関係
リビングに降りていくと時計が目に入った。
もう10時半を過ぎている。日も高いはずだ。


カーテンを開くと外からの眩しい光が部屋に差し込む。
昨夜の雪は幸い積もっていないようだ。


キッチンに行き、冷蔵庫を覗く。
昨日買った買い物の袋だけが入っていた。
パンの袋はキッチンのシンクの上。

食器棚を開く。
冷蔵庫は空にだが、食器類はかなり充実していた。
まずは、コップを取り出し軽くすすいだだけで、蛇口からの水を注いで飲む。
乾いた身体にその水はとても美味しく感じた。

コップ一杯分の水を飲み干し、もう一度水を入れようと浄水器が付いているのに気付いた。
美味しいのは当たり前か。
それとも山間の町だからもともと水がきれいなため、特に美味しいのかもしれない。
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