そしてキスからはじまった
玄関まで走ってきた私を孝は驚いた顔をした見つめた。

ああこんなふうに孝を出迎えたのは初めてかもしれない。

なんてひどいんだろう・・

孝はじっと私を見つめる・・早く伝えないと

「孝・・お帰りなさい。」

私は母の看病のためにフランスに帰らせて欲しい・・そのために契約が伸びても構わない

そう一気に言った。突然こんなことを言って伝わっただろうか?

心配になって孝を見た。

孝は少し微笑んで悲しそうな顔をして

「分かった・・親父に明日伝えるよ・・いつでも帰れるように用意しておくといい」

そう言って私を抱きしめた。


そのあと孝はシャワーを浴びて私を抱きしめて眠った。

安心して眠った私は

孝の「ごめんな」という言葉も泣きながら抱きしめていたのも気づかなかった。

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