そしてキスからはじまった
次の日・・

ボスが許してくれるか分からないけど孝の言葉を信じてフランスに帰る準備をした。


2,3日の着替えとパスポートを鞄に詰めた。

孝から大切なものをまとめておくように言われた。しばらく帰れないからだろうか?

銀行に行って自分の口座から現金を下ろしたりした。

部屋の掃除に洗濯をした。

そして夕方・・ボスがマンションに訪ねてきた。

「ジュリア・・ちょっといいかい」

ボスはいつものように優しく微笑んでいる。素敵なボス・・

「はい・・どうぞ・・」


私は俯いてボスにリビングのソファーを勧めてコーヒーの準備にキッチンに向かった。

コーヒーを持ってリビングに行った。

「あの~ボスは何か入れますか?」

「いや・・私はブラックでいいよ・・ジュリア話があるからここに座ってくれないか?」

「・・はい」

私はテーブルを挟んだボスの前のソファーに座った。





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