そしてキスからはじまった
「店長…さっきの子…」
「ジュリアの事?綺麗な子でしょう?
彼女、とってもいい子よ。でもいい子すぎるのかな?かわいそうな子なんだよ。
男に騙されて捨てられたんだって」
そんなはずは無い。だってシオンは彼女の事を大事にしてたのに…
「騙されて捨てられたって…ジュリアがそう言ったんですか?」私は店長に詰め寄った。
「えっ、ジュリアは言ってないよ。髪を切りにきた患者に聞いたのよ。
なんか相手には別に彼女がいたそうだよ。同情で一緒にいてくれたから騙されてないって言ってるみたいだけど…
結局、彼女を取ったということよね」と納得したように言った。
「どうしてそんなことに…」
彼はジュリアと結婚したいって言ってたのに
「あとね」と周りを気にして小声で彼女痩せてるから目立たないけど妊娠してる…だから彼女は捨てられたんじゃないかと店長は言った。
私は店長に片付け後、用事があるのでと別れた。ジュリアの事が気になって様子を見にきた。
そして小児病棟を案内図で見てジュリアを探した。小児病棟で子供達の世話をしていると店長に聞いたからだ。
2部屋目で彼女は居た。
「あの〜」勢いできたけどなんて聞けばいい?彼女の前で 困っている私に
「さっきの美容院の?私に何か?」ジュリアは不思議そうに私を見る
「あの私…本当はアクセサリーショップで働いていて、前にお店に来てくれた人かなって」
「アクセサリーショップ?ああ、あの時の店員さん?これを買った時の?そうだあの」
ジュリアはペンダントを握りしめて悲しそうにうつむいた。そしてすぐ私に笑顔を向けた。
私たちは廊下の隅にあるイスに座って話した。
少し寂しそうだけどニコニコしている彼女に結局聞けなかった…
彼との事、妊娠してるのかとか…
私は休みの度に彼女を訪ねるようになった。
「ジュリアの事?綺麗な子でしょう?
彼女、とってもいい子よ。でもいい子すぎるのかな?かわいそうな子なんだよ。
男に騙されて捨てられたんだって」
そんなはずは無い。だってシオンは彼女の事を大事にしてたのに…
「騙されて捨てられたって…ジュリアがそう言ったんですか?」私は店長に詰め寄った。
「えっ、ジュリアは言ってないよ。髪を切りにきた患者に聞いたのよ。
なんか相手には別に彼女がいたそうだよ。同情で一緒にいてくれたから騙されてないって言ってるみたいだけど…
結局、彼女を取ったということよね」と納得したように言った。
「どうしてそんなことに…」
彼はジュリアと結婚したいって言ってたのに
「あとね」と周りを気にして小声で彼女痩せてるから目立たないけど妊娠してる…だから彼女は捨てられたんじゃないかと店長は言った。
私は店長に片付け後、用事があるのでと別れた。ジュリアの事が気になって様子を見にきた。
そして小児病棟を案内図で見てジュリアを探した。小児病棟で子供達の世話をしていると店長に聞いたからだ。
2部屋目で彼女は居た。
「あの〜」勢いできたけどなんて聞けばいい?彼女の前で 困っている私に
「さっきの美容院の?私に何か?」ジュリアは不思議そうに私を見る
「あの私…本当はアクセサリーショップで働いていて、前にお店に来てくれた人かなって」
「アクセサリーショップ?ああ、あの時の店員さん?これを買った時の?そうだあの」
ジュリアはペンダントを握りしめて悲しそうにうつむいた。そしてすぐ私に笑顔を向けた。
私たちは廊下の隅にあるイスに座って話した。
少し寂しそうだけどニコニコしている彼女に結局聞けなかった…
彼との事、妊娠してるのかとか…
私は休みの度に彼女を訪ねるようになった。