時を越えて~タラシ女子と新撰組~





「お前は、その格好で行く気なのか??」





そう土方さんに指摘され、視線を下に向けた。




『あ』





「やっと気づいたか」





私の服装は、制服のままだったのだ。





注目の的だよねこれじゃあ……。





「平助あたりにでも、服を借りろ」

『わかりました!!それじゃあ、失礼しました!!』





部屋を出て、指定された彼の元へ一目散に走り出した。





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