私のやりかた。~幼なじみの恋~
日向を見るとまだうつむいていた。
もしかして、まだ私の腕気にしてるのかな…。
そう思い私はもう1回、大丈夫と日向に言おうと口を開いたとき
「俺…ひなのこと…………」
と日向が言った。
日向の声が小さくて最後の方がうまく聞き取れず
「え?何?」
と聞き返した。
すると日向は
「やっぱ何でもねぇわ!」
と、さっきの倍以上の声でそう言った。
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