恋する*memory〜記憶をなくしたわたし〜【完結】



たかが夢。


そう、思いたいけど………

簡単には……いかない………




だって………




わたし…………





「…はよ」




後ろから声がして振り向くと、煌くんが寝起きの顔で、立っていた。



え!?うそ!?



驚いて時計を見た。

時計の針はもうすでに7時を回っていた。



いつもだったら、お弁当作り終わって、朝ごはん作ってるのに………



ボーッとしてた………




「おはよう、煌くん。
ごめんね、まだ朝ごはんできてないんだ。ちょっと、待ってて?」




わたしは、超特急で作り始めた。


あんまり考え事はしない方がいいね。
忙しい時は、特に………




それから、15分で作り終わって、制服に着替えた煌くんと一緒にご飯を食べて、学校の準備をし、学校へと向かった。










< 311 / 369 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop