恋する*memory〜記憶をなくしたわたし〜【完結】
倉庫にも毎日行くようになった。
何か問題があった時も煌くんは、わたしとずっと一緒にいる。
愁さんや、龍くん達を行かせて。
チームの長である煌くんが行かなくて大丈夫なのかと、心配になり、聞いてみると、
「あいつらもそんな柔じゃねぇよ。
それに、もしもの時はお前に関係なく行ってるよ」
と、笑いながらいった。
それだけ、愁さん達を信頼してるんだ。
チームの事もやっぱりちゃんと考えてるんだ……
わたしを気にしてたら、総長なんてやってないよね。
もし、煌くんがそんなだったら、幻滅してたかも………
その前に、好きになってないか………
煌くん………
日に日に好きになる。
ずっと傍にいたい。
記憶……このまま、戻らなくてもいいんじゃないかって………最近、思ってしまう。
煌くんに迷惑かけるってわかるのに………