アカイ花†Vermilion Flower

冷めた言葉を残して、貴方はドアを閉めてこの部屋を出て行った。


貴方を怒らせるつもりなんてなかったの。

ただ、アレもコレも全部、しちゃいけない事づくしで胸が苦しくなっただけ。

貴方との恋愛に制限をかけるなんてこと、私にはできなくて・・・


それから、浅緋に何度連絡しても、貴方が私からの電話に出てくれる事はなかった。

もちろん、メールの返信も無い。

それは、この恋が終わるかもしれないと私を不安にさせる。

不安な気持ちに、今にも押しつぶされてしまいそう。


お願い、電話に出て、返信して・・・・私の言葉を聞いて

ねえ、もう一度、私を見て・・・


そんな私は授業はもちろん、御飯を食べる事も洋服を着替える事も、何もかも全ての事が手につかない。

別れる、別れない、はっきりしないまま、私達は今の生活を過ごしている。
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