ファイト!根暗美人
それから私は、子供ながらに人が怖くなった。


たくましさがあったなら、こんなことでめげなかったかもしれない。



でも私にはこんなことではなかった。



大問題だったんだ。







中学に上がっても、夏でも毛深い腕を隠すように長袖をきたり、太い眉毛がかくれるように目のギリギリまで前髪をつくった。



自分でも気づいていたけど、少ししっかりとした顎も気になって仕方なくて、いつもうつむいてばかりいた。





もうこの頃から





「暗い」






この言葉を何度言われたかはわからない。





妹は、私への悪口はただの嫉妬や憧れの裏返しだの、お姉ちゃんは顔立ちが整った正統派美人だから考え直して!

いつも必死に訴えてきたけど、私の心には響かない。





これが、私が根暗の理由。




私は美人なんかじゃない。




気持ち悪いんだ!



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子供のいない専業主婦の梨花。 ありふれた生活の中での変化や、時々現在に至るまでの過去を振り返りながら、人生を模索していく。 〔私自身のお話ですが、登場人物は仮名となっています。 誤字脱字があったり未熟な文面ですが、どうぞよろしくお願いします。〕

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