そのままのキミで。
そして25日

「あー楽しかったな!!」

「うん!スッゴい楽しかった!!」

「そーえば架那!話って?」

「え?あ、うん…
龍あのね…
あたしたち…
別れよ…」

「え!?冗談だろ?」

「冗談なんかじゃない…」

「俺…架那に何かしたか?」

「してないよ…
でも龍のイヤなところある…
無理にベタベタしたりとか」
本当はそんなこと思ってない。

「甘えるところとか
もうイヤになったの!!」

「ごめん!!
俺…直すから!!」


「直すっていってもにんげんなんだから
最初だけだよ…
ごめんね…龍…

龍…あたしと別れても…そのままの
龍でいてね…
龍の事応援してるから!!」

龍は黙って頷いた。

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