嫌い嫌い! 大ッ嫌い! 変わらぬ思い
 今度、友達と来るのも悪くないかも。

 出来れば、田代君と来てみたいと私は思った。

 フルコースの料理に舌鼓を打ちながら、私たちは雑談に花を咲かせた。

 真っ先に奥さんである由紀子さんの事が話題になっちゃう。

「可愛い奥さん、元気でやってる?」

「まあ何とか。子供が出来て、すっごく張り切ってます」

「赤ちゃんが出来たんだ?」

「一ヶ月前にですね」

「うぁー、それはオメデトー!」

 2人に家族が増えて、私の方まで嬉しい気分になってしまう。

「ありがとう、ございます」

「っでどっち? 男の子? 女の子?」

「女の子です」と言って、武司君はケータイを取り出し画面に貼ってある壁紙を私に見せてくれた。

 食事の手を止め、ケータイ画面に見入る私。

「可愛いー!」

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