私は世界一幸せもの☆
in教室

ガラガラガラ

『おはようございます…』
いつものように挨拶をすると…
『おはよう!!美咲!!!』
やっぱり朝から元気な友香が満面の笑みでこっちに来ています。
学校での敬語は辛いなぁ…。

でもなんて友香可愛いんでしょう。
さすがモテモテな女子です。
だって1週間で2回は告白ですよ?スゴいですよね。

『美咲今日も可愛いねっ!』
この子何を言ってるんでしょう…私なんて地味子ですよ?
『友香ちゃんのほうが可愛いですよ?』
すると友香は小さな声で『自覚なし…』って言ってた。

『それより今日だね龍雅の奴らが入ってくるの…』
やっぱり友香も気にしてたのか…たぶん三人ともこのクラス。
なぜって?だってこのクラス他のクラスより人数少ないし三人とも入ったらぴったりだからね?

ガラガラガラ―

先生が来たようですね。
『おぉーぃ!席につけー!』
まぁ私たちは隣なので座っていますがね。
『今日はうちのクラスに転校生が三人来てる。』

ザワザワザワザワザワ―

『ホラ静かに!じゃぁ転校生入ってこい』
はぁ、もうくるの?嫌だなぁ…。

『じゃぁ右から自己紹介しろ』
すると金髪でいかにも軽そうな男が自己紹介をした。
『どーも!白石 空也(シライシ クウヤ)でーす!よろしくねん!』
周りからはカッコいいやイケメンなどの声が聞こえた。

次は、同じく金髪で耳にピアスをいっぱい開けて外を見ていた言った。
『久保田 慎(クボタ シン)よろしく…。』
そして周りからは、クール!とかやはりカッコいいの言葉が聞こえた。

やっぱり最後はアイツ…。
『新城 蓮……。』
えっ!?それだけ!?って私と友香は思ったんだけど女子はめっちゃタイプとかやっぱりイケメンとか言ってるし…。

まぁ、キモくはないよ?逆にイケメンの方だとは思う。
『よーし!じゃぁ、転校生も入ったことだし席替えするか。』
えっ!?えっ!?えぇーーっ!?ヤダヤダ!!友香の隣がいいです!

でも周りの女の子達はこの三人の隣になりたいらしく賛成している。

そしてクジを引いて自分の席につくと…


私は一番窓側の後ろから二番目だった。

そして、見事前には白石くん後ろには久保田くんそして右側には新城くんとなってしまった。

(うそっ…まじで!?最悪!!)

友香は窓側から二番目の前から三番目だった。
『助けて!!』
と言う目をしたら口パクで友香は…
『ガンバレ』って言ってきた。
『じゃぁ、授業始める。』


これから私の生活はどうなるんだろう…。

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