今日も、明日も、明後日も
夕飯を終え、時刻は夜21時となる頃。
「さーて、そろそろ帰りますか」
伊織さんはそういつものように言うと、上着を着て財布や携帯を持ち、と帰り支度をして玄関へ向かう。
「天気、まだ悪そうなので気をつけて」
「うん」
話をしていたその時、突然フッと落ちた電気。薄暗くなった視界に、私と伊織さんは天井を見上げた。
「あれ?停電かな」
「多分……ちょっとブレーカー見てきます」
「あ、俺行くよ。ブレーカーどこにある?」
「洗面所のドアの上です」
「はいはーい」