今日も、明日も、明後日も
……楽しそうな笑顔。
その光景ひとつだけで、すべて分かった。その本心は聞くまでもない。寧ろ、聞く手間が省けた。
これが現実。受け入れると、昼間に私が決めたこと。
彼の 本心。
私は足の向きを変え歩き出すと、横断歩道を渡ることなく会社へ戻る。
「すみません、やっぱり残業します」
「へ?あ、まぁ有難いけど……いいのか?」
「はい。気分が変わりました」
「そ、そうか……」
そして戻ってきたフロアで、再度席に着くとパソコンのキーボードに手を添えカチカチと文字を打ち始めた。