タレ目男子と韓国女子

タレ目来た～～～～～ぁ!!!!!!

[龍也side]

「ね～ぇ、遊ぼうよぉ？おねが～～ぃ」

「・・・」

「ねぇ、聞いてる～ぅ？」

「・・・」

「ちょっとぉ!!龍也ぁ!!!ねぇってばぁ!!!!」

「・・・・はぁ」

「ねっ!いぃでしょ？」

「あのさぁ、俺がさっきから無視してるの気づかない？」

「・・えっ?!」

「あんたと話したくない、ってか関わりたくもない」

「っちょ、ちょっとヒドイ龍也!!!」

「うざい、ってか名前で呼ばないで....ってか....臭い。」

「っそ、そんなぁ...りゅ...やぁ...うぇ～ん..」

「・・・」

泣き崩れる女。
「ちょっとぉ、龍也君ひどいよぉ!!!」
俺をしかる女。

「・・・」

「ごめん。とか言えないの??」

いい女ぶる女。

「・・・」

あ～どいつもこいつもウザイ。
泣くなら近づいてくんじゃねぇよ...。
あ～ぁ暇だ。
勉強でもしよう....

「お～ぃ龍也!!!!!!!!!!」

あ～うるさいのが来た。

「お～ぃ？聞いてるかぁ??」

「聞いてるよ。」

「聞いてくれよ!!」

「聞いてるって」

「俺、あの愛花ちゃんと遊んじゃったぁ!!」
嬉しそうに言う翔太。
こいつはおれの一番の親友....。

「誰だよそれ？」

「はっ?!知らないのかあの前川さんを?!」

「前川愛花って言うんだ...」

「何で知ってんのっ?!!」

「お前がさっき愛花ちゃんって言ったり前川さんって言ったりしたから。」

「えっ?そうだっけぇ...？でさぁ....」

あ～話が長い。
確かにいいダチだけど、俺自体そんなに話さないのにこいつが一方的に話してくるから大変だ。

「龍也聞いてんのか??」

「あ、あぁ」

「それで、明日お前暇だろ？」

「あぁ」

「じゃぁ決定な!!明日遊ぶことになったから!!＾＾」

「はっ!!ふざけんなよ!!」

「大丈夫、大丈夫、向こうも親友つれて来るらしいから」

「はぁ？どう言う意味だよ....」

「ってことで、今日メールするからなぁ!!」

「ちょっ、ちょ待てよ!!」

そのままさっていく翔太。
明日って、俺の予定とかは無視かよ。まぁ、用事はないけど...
その日の夜、翔太からメールで、

＜明日の午前１０時三吉駅に集合な!!まじ可愛いからってその気になんなよ(笑)＞

その気ってなんだよ...。