タレ目男子と韓国女子


[愛花side]



「明日楽しみだね!!」

「ん~そう?」

「だってイケメンなんでしょ??」

「えっ?!マルって顔重視だったの?」

「ちっ、ちがうよぅ!!!!!!」



私の大大大親友じゃなくて彼女にしてもいいぐらい大好きな親友‘丸川 純菜’通称マル。

身長は高くて、顔もスタイルもいいくせして男の子に不慣れで、友達をあまり作れない初な子。

まぁそこが可愛いんだけどね(笑



「ねぇ聞いてる?」

「えっ?!あぁうん!!」

「聞いてなかったでしょーぉ!!」

「まぁね!!」

「そこはごめんねでしょ!?」

「はいはーい!!」

「ハイは一回!!」

「マルお母さんみたい」

「何よそれ!!」

マルは怒りながらも、うれしいのか顔を赤くしてちょっと笑っている。

にしても本当にかわいいなぁマルは....

マルは身長が高いけど私は小さい。

言いたくはないが正直150あるかないかくらいだ。

顔はメイクすると大人っぽくなるけど、すっぴんの時は幼くなるから、マル以外には見せたことない。

まぁ、家族にはあるけどね(笑

「ねぇ、男の子の名前なんだっけ?」

「ん~翔也?龍太?確かそんな名前だったよ!!」

「ちょっと~ぉ!!」

「翔也君はどんな感じだった?」

「ん~爽やか系?でもまぁ、遊んでそうだったけどね」

「えっ!!そっかぁ...」

ちょっとガッカリした様に言うマル。

そんなにも期待していたのか...

なんだか笑えちゃう

私は男遊びばっかしてるからこんな初なマルが羨ましかったりもする。

「ねぇ、その翔也君?の友達は?」

「ん~会ったことないけど、確か大人しいって言ってたっけなぁ?んで、頭が良くて背が高くて、スポーツができて顔はめっちゃイケメンって言ってたっけなぁ......?」

「嘘っ?!」

ちょっと嬉しそうに顔を赤くした。

まだあってもないのにww

「あっ!!ものすっごいタレ目って言ってた!!!!!」

「えっ!!・・・・・・・ふっ」

あっ!!マルが笑った!!他人の事は絶対笑わないような優しいマルが笑った!!

それを見た瞬間私も笑えてきた

「あ~楽しみだなぁ」

マルは楽しそうにしてるから言わないけど、私は別に楽しみじゃなかったりする。

いろんな男と関係を持って、周りの女子からはハブられ結構つらかった私だけど、やっぱり心を穏やかにしてくれるのは男とマル。

マルが一番落ち着くけど、男遊びはやめられない。

そんなことを考えてる間にマルは爆睡。

寝顔がかわいい!!

あ~襲いたいよぉ(笑





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