茜色の君が好きで。

「元ちゃん久しぶり。

今日のお連れさんも男前ねぇ。

元ちゃんたらホント美形好きなんだから。」



一見、綺麗なお姉さんが兄貴の隣に座りながら太股に指を這わし、俺に流し目を送る。



……きも。てか兄貴、平気なのかよ。



「弟だよ。学龍って言うんだ。可愛いだろ?」



……可愛いって年でもないし。



「並んでると元ちゃんの方が年下みたいよ。」



……兄貴、童顔だしな。俺よりよっぽど可愛いよな。



「学ちゃん、いくつ?」



……馴れ馴れしいな、おい。



「16。」






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