キミの風を感じて
足りない言葉 Side.加島



Side.加島




誰もいない暗い通路の奥で

あの子があいつに抱きしめられていた。




大きな手が

きゃしゃな肩にまわされ


長い指が

柔らかな髪を絡めながら


白いうなじに触れるのを見て




逆上した。







最低だな、俺。




< 295 / 375 >

この作品をシェア

pagetop