ハニィ*sweet*ボイス
ち、近いです…。



怖いです…。



あの無口な日浦はどこに行ったんだろうか…。



「俺の静かな学校生活、どうしてくれんの?お前がバラしたら騒がれんだけど」

「そ、そういうお仕事じゃないですか…」

「どこ行っても騒がれるって、結構しんどいんだよね~」

「仕方ない…」

「わかった。言いたきゃ言え。その代わり、お前なんか社会的に殺してやるから」



あ、悪人面!?



マジで誰ですかぁ!?



歌手のアラシって、結構クールだった気はするけど…。



こんなに凶悪犯みたいな顔は見たことないんですけど!!



「どんな意味!?」

「自分で調べろよ。俺は今から帰る」



制服を着た日浦は、メガネをかけ、かきあげてた髪を全部前に降ろした。



いつもの日浦…。



本当に日浦なんだ…。



「邪魔。退けろ」

「あっ、ごめ…」

「言うか言わないか、決まったら返事ちょうだい」

「えっ!?」

「じゃあね、流…」



そう、耳元で甘く囁かれた…。



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