一番星


それから私はどんどん孤立していった。

それは、私が父親似だったからなのか、勉強ができなかったからなのかわからない。

両方かもしれない。


いつも孤独と隣り合わせで幸せと感じる日なんてこなかった。


唯一心の支えだった友人もいなくなって、いじめられて…

引き込もろうにも私には引きこもる家がない。





ただひとつ分かることは私の居場所なんてどこにもないということだ。
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