一番星

あれから…友果ちゃんに裏切られいじめられるようになってから4ヶ月がたとうとしていた。

毎日毎日浴びせられる罵倒と悪口。

逆に無視をし続ける日もあった。


そして、一番ひどかったのが、

暴力。


手加減なしで殴ったり…蹴ったり……

痛くて……辛くて……

頭が真っ白だったことを覚えてる。

「おい、早く座れよ!」

ボロボロな椅子に早く座らせようと急かす友果ちゃん。


ガラガラッ

「みんなー、席につけよー!」

いいタイミングで中に入ってくる先生。

「ちょっとせんせーいっ!空気よんでくださいよ!」

「そうそう!せっかくいいとこだったのにっ!」

友果ちゃんと祥子さんが先生に文句を言う。

「お?そうだったのか、ごめんごめん!」

知っていてか、知らないでか先生は一人だけたったままの私を見ないで笑いながらそう言った。


……最低教師…!

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