一番星





翌朝、学校に来てみると、私の机がなかった。


ドサッ

持っていた鞄が落ちる。

クラスメイトたちは黙ってこっちを見ている。


笑いもせず、冷たい目で……。


「……っ…な……なんで………。」


やっとのことで振り絞って出した言葉がこれだった。



私の席のまわりの人達の机はちゃんとある。


端っことかなら急用とかで持っていかれたとか思える。


けれど、私の席はちょうど真ん中くらいで……。


誰かがどこかにやったとしか考えられない。
< 6 / 40 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop