あいことば


5時、10分前。


駿の家の前に立ち、チャイムに手をかけた。




ピンポーン




ガチャー…





「おぅ。」


駿がそう言ってドアを開けた。



「今日はよろしくお願いします。」


あたしは丁寧に頭を下げた。



そんなあたしの頭を駿がぐりっとする。




「まぁ入れよ。


あんま片付けてないけどな。」


「おじゃましまーす…」


そろりそろりと足を踏み入れる。


そんなあたしを駿が笑いながら見ていた。



なんか、駿の家だとあんまり緊張しないな…


そんなことをあたしは考えていた。



< 120 / 365 >

この作品をシェア

pagetop