虐め防止対策法案成立国会
法案設立小委員会
「人は、虐められることは、嫌いだけど、 知らず知らずのうちに、虐めてしまうものです。ほっとくと虐めてしまうんだから、人間は、虐めを文化として、認めてしまうほうが、現実的であると、言えるのではないか?虐めを学校教育の中で完全撲滅するというのは、得策ではない。この虐めをこの日本では、容認して、利用してゆくことを、画策してゆくことが、現実的な解決策となっていくことを信じてやまない。
虐めの首謀者を徴兵してゆくことを提案して、行政化してゆこうと、考えております。ただ、これを法制化して、執行してゆくには、いくつかの条件作りが不可欠になります。
まず第一に、虐めを容認する形は、避けてゆきたい。あくまでも、虐めを犯罪として、位置付けていかなくてはならない。その上で、教育現場の側も、虐めの首謀者を特定できる技術を磨いてゆかなくてはならない。これが、最重要課題となってゆくだろう。
虐めがこの法制度で、壊滅してゆくことを 最高目標としてゆかなくてはならない。残念ながら、これで、徴兵要員が減ることは、まだ、時期尚早であると言って、過言ではない。こんなことくらいで、虐めがなくなると 多大な期待をしてはならない。」
この首相の演説から、始まった今国会は、世論の沸騰を巻き起こし、開会早々、混乱の中にあった。マスメディアからの、バッシングはあるものの、支持率は異様に高い。
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